2015年2月5日放送の、「秘密のケンミンショー」なのですけれども、私の住むむつ市が紹介されておりました。
とりあえず、見てみたのですが…。
むつ市に住む人は、月に１回から月に２回の頻度で、「道具」と言われるタコの内臓を鍋料理等で食べる
との内容でした。
私は、今回、放送に際して「タコの内臓」を「道具」と呼ぶ、というのを初めて聞きましてね。
どのような取り上げられ方をするのか、というのを見ていたのですが…。
たしかに、ご家庭によってはそのくらいの頻度で食べる家庭もあるのでしょうが、実際に私の家では皆無ですし…。
ケンミンショー特有の取り上げられ方をしていましたが、あたかも「市内ほとんどの家庭で」「頻繁に」という印象を与えうる取り上げ方でした。
ヤラセとまでは言いませんが、事実は違うのではないでしょうか。思わず失笑。
実際、私の周囲の「むつ市民」の方でも「道具？ 初めて聞いた」という人が複数人いましたし、「美味しいけれども、いくらなんでもそんな頻度では食べない」という人もいました。
むつ市、意外と広いですよ。
今回、VTRで出演されていた方には一切の罪はないのですが…。
ケンミンショーの取材手法や編集において、「いつもこんな感じなんだな」「いつも、こんなにも大ざっぱな概念で有象無象を一色に染め上げているんだな」という印象を持ったのも事実です。
今回以外の他のものを取り上げたときも、きっと同じようなことをやっていたに違いない、と思いましてね…。
そのようなわけで、むつ市に住み続けてのべ30年あまり。私は一度も「道具」を食べたことがないのです。（一般的なタコは食べたことあります。）
しかし、明日、市内のスーパー「ファミリーマートさとう」で、「道具」が品薄になっている姿がありありと想像されてしまうのです。忘れた頃に探してみますか。
