若干ためらわれる内容になりますが、書いてみましょうか。
最近、青森県内どこに行っても「短命県返上」という言葉を聞きますね。
どこに行っても、短命県返上。
ひたすらに、短命県返上。
短命県を返上しないやつは殺すぞ、と言わんばかりの勢いで、短命県返上なのです。そう、よく言われるように「健康のためなら命だって惜しくない」のですよ!
そんな感じで、皆さん、お元気ですか? 元気だって言わないと殺されますよ!
…とまあ、現在の青森県を誇張するとそのような感じでしょうか。
この問題は複雑怪奇に場合分けが為されるものですので、大ざっぱに表面だけかいつまんで論じていこうと思っているのですが。
長生きして、なんの良いことがあるのでしょうか。
長く生きたからといっていいことってあるんですかね? 年金をいっぱいもらえる? いえいえ、それ以上に長期にわたって医療費がかさむのではないでしょうか? 生活費だってものすごく掛かりますよ? その生活費、貯金を切り崩して捻出するんですよね? でも、そういう貯金がない人はどうするんですか? 生活保護? そのお金、誰が払うの? いずれにせよ、さびれる田舎で孤独な老後。
まず、年金。
国は、お年寄りを、殺したいわけですよ! 年金の給付を減らすことが出来ますからね! なので、今後はあの手この手でお年寄りを殺しに掛かるはず。お気をつけください。
そして、医療。
「何人殺してきたか」が競われるようなお医者様の世界のことは私にはさっぱりわかりませんが…。
医療費でいうと、普通に考えて3割負担がそのうち4割に、とかそういうことは容易に想像しうるわけで…。これにも国費が入っているのでねえ…。年金と同じです。
長生きするとコストが掛かり、早死にするとコストは掛からない。主に国にとって!(さらに個人もその可能性が高い!)
そんな感じで、短命県の青森県は国から表彰されて然るべきなのですよ! 赤字の削減に役立っているのです!
というわけで、今後、青森県は方針を180゜変更し、短命県を積極的にどんどん推し進めていって欲しいなあ、と思いました。
…そんな痛烈な皮肉を言いたくなったので。ついつい。
次回以降、このテーマではもう少しまともなことをわかりやすく書こうと思います。