タイムラグがあることで有名なこのブログですけれども、結局、大湊ネブタを見に行ってしまいましてね。
でね…。
やっぱり迫力があるなあ…暑い…踊りもいいなあ…暑い…ネブタもいいなあ…暑い…太鼓や囃子もいいなあ…暑い…
…というようなことを思っていました。
で。
気が付いたんですけれどもね。
大湊ネブタの囃子や太鼓は往調子のものは統一されているはずなのに(「大湊ネブタ百年誌」による)、けっこうバラバラになっているんですね…。
まあ、ネブタの100周年からだいぶ月日が流れて…囃子や太鼓も口伝されてきている、というふうに思いますと…当然の結果なのかな、というふうに思いますけれどもね。
結構ばらけるものですね! 興味深いなあ…と思っていました。
太鼓のリズムが変わったり、囃子の旋律が変化したりするのです。これは興味深い。
30年少々でこんなにも変化するんだったら、統一前の往調子はどんな感じだったのか!
…などと、そういうことを思ったりしています。
それが審査に影響するかどうか、とか、そういうことはわかりませんけれどもね…(審査員も元の囃子を細密に知っているわけではないはず)。
私としては、ひたすらに興味の対象として見ていました。
でも、復調子(帰り)の哀愁を帯びた囃子は、町内ごとに一切統一されなかったはずなので、聴く人が聴けば「おお、あそこの町内だ」という事がわかるのだそうですよ。
私はわかりませんけれども、通の方はいるんでしょうね…。