最近、そろそろ震災から5年ということで、テレビを見ていても「災害時の映像」というものが結構流れているような気がします。
あの当時は、映像を見てびっくりしたりしていたんですけれども…。毎日、休みなくそういう映像が流れていて、せめてものインターバルは「ぽぽぽぽーん」の時間くらいだったような気がしています。
当時はそういう映像を見ていても、「大変だ大変だ」という意識のほうが先に立って特に何もトラウマに感じるところも無かったんですけれどもね。
最近になって、津波の映像を見て「早く逃げろ~早く逃げろ~」と、手に汗握るようになったんですよね。助かった人の映した映像なので、最終的に助かるのはわかっているんですけれどもね。それでも、精神的なストレスが半端じゃないなあ、と思うようになりました。
ってことは、私自身が、「津波の映像を見てストレスを感じる方」に該当してしまったのでしょうかね。言われてみると、手に汗握ってる間、確かにとんでもないストレスがあったような気がして。
今後は、そういう映像の見方に気をつけよう、と思いました。
それと同時に、私は、5年経ってようやく「当時何が起きたのか」ということを具体的かつ正確に把握出来るようになったのでしょうか。
わかりませんけれども…。
今後、せめて自らの精神の平穏のために、映像には気をつけざるを得ないのだなあ、と思いました。