ヨシミ22歳のむつ市・下北半島近辺で待ってる

むつ市在住のヨシミ22歳は、以前、ネット界隈でそれなりに人気があったらしいですよ? 言い換えると、今は、人気が無いのです!

古いむつ市民歌

 すっかりもう春でしょうか。
 いい感じの気候ですね。

 そういう感じで、色々と片付けをしていましたら、どういうわけか「むつ市民歌」のCDが出てきましてね。
 今の「むつ市民歌」では無いようで、以前の「むつ市民歌」のようでした。
 さっそく聴いてみますと、「これ、これだよ! この暗い感じ! マイナーキーがたまらない!」という感じで、なかなかの名曲だと思ったんですけれども、今はもうこの、古い「むつ市民歌」は、新しい「むつ市民歌」に上書きされているという。
 この、古い「むつ市民歌」ですが、歌が菅原洋一さん。驚きのビッグネームです。曲も、一度聴いただけでは「ふーん」と思うのですが、何度も聴いているうちに「いいんじゃないかな!」と思えてくるスルメのような曲ですし、良かったなあ、と思います。

 今のむつ市民歌は、お昼のチャイムになっていて、毎日流れているようなんですけれどもね。
 前のチャイムも懐かしく感じられるので、どうなんでしょう。
 市民歌は市民歌であって、歌うための曲。チャイム向けに曲を作ったわけじゃないので、どうしても冗長な雰囲気が出たりするのが問題なのでしょうかね…。
 今の市民歌も、いい曲なんですけれども、何か、インパクトに欠けるというか、当たり障りが無いというか。まあ、そういう曲を選ぶようにしたんでしょうけれども…。

 古い「むつ市民歌」の突き抜けた「暗さ」と、その先にある「希望」という印象も、よかったな、と思います。
 旧むつ市民歌制定当時としては、ものすごく先進的で都会的なメロディーだったのではないかな、と思うのです。かつてのむつ市がそうであったように。