先日、十和田湖畔に行ってきました。
強い風の吹いた日でしたので、そっちこっちで木が折れていて、これはたいへんだ…と思いました。
そもそも、十和田湖畔はとってもいいところでしてね。こんなにも風光明媚でいい感じのところがあったんだ、というふうに再認識しました。
しかし、人が居ない。誰も道を歩いていない…という感じでした。行った時間帯が悪かったのかな…? と思いましたが、休日の午前11時頃。人が出ていてもいいと思うのですが、居ない。
おそらく、中核となる観光施設が無いのが原因だとは思うんですけれどもね。「ここを見れば十和田湖がわかるし、いい経験が出来る」というところが、無いのです。強いて言えば、環境省の施設。きれいでとてもいい感じでしたが…人は居ませんでした。内容的には「そうだったんだ!」と思わせる展示も素晴らしかったのに、外に人が歩いていないので、施設の中にも居ない。どうすればいいんでしょうね。
そして、十和田湖畔とは対照的に、奥入瀬渓流はものすごくたくさんの人が出ていました。森の中を縫って走るような道路が素晴らしく、多くの人が道路や遊歩道を歩いていて、観光バスも多く通り、路線バスで下車する人もいる。
ちょうど雨天の翌日だったので、川にも水量があり、滝の流れも見事でした。
というわけで、十和田湖畔と奥入瀬渓流で、限られたパイを奪い合う形になっているんじゃないのかな、という気もします。これはよろしくない。
十和田湖畔で「これを見たい!」というのが無いのが問題なのでしょう。困ります。