「フジファブリック」の曲に「若者のすべて」という曲がありますが、その中に「夕方5時のチャイムが…」という歌詞が出てきます。
やはり、誰もが、どこにおいても、時を知らせるチャイムというものに対して、一定のノスタルジックな感情を持っているのでしょう。
最近、というか、昨年からなんですけれども…。むつ市のチャイムが変更になりましたよね。お昼には「むつ市民歌」が流れるという…。
これはこれでいいかも知れませんけれども、うん。
むつ市中心部で通常使われている、17時と19時のチャイムに比べると、若干ではありますが「聞こえづらいかな」という感じはします。
その理由は、「音色」と「音の高さ」つまりは「キー」だと思うんです。
むつ市民歌はそもそも市民歌であって、このようなチャイムに適した音の配列になっていないのではないのかな、と思います。冒頭の音が高い曲ですから、どうしても柔らかい音色にせざるを得ない、すると、どうしても聞こえが悪くなる、という感じでしょうか。
まあ、この点においてはどうしようもないのでしょう。
あと、機器の問題かどうかはわかりませんが、「12時ピッタリよりも若干の遅延」が生じているような感じでした。スピーカーの近くで聞いていてもそんな感じなので、うん…。これも音色の加減でそう聞こえてしまっているのかもしれません。
では、今後、旧むつ市地域において、12時のチャイムに加えて、17時と19時のチャイムも市民歌になってしまうのか、という問題が生じていますよね。
これに関しては、「すべきだ」という意見と「12時のチャイムも元に戻せ」という意見が拮抗しているようでした。市役所のウェブサイトのどこかで見た記憶があります。
今後、どうなるのでしょう。
旧むつ市地域の旧むつ市民歌は、チャイムで使われたことは一度も無いと把握しておりますが…。あれはあれで情緒のある素晴らしい曲だったのですが、どうしても、マイナーキーの曲でしたから、明るくは無かったですよね。
というわけで。この問題については個々の意見の集約と合意形成が不可能のような気がしました。どうでしょう。そんな感じです。